加藤 幸恵さんのメッセージ

この度は、大変お世話になりありがとうございます

2年前、100キロと言う本を読み、いつかは挑戦してみたいと思っていた100キロウォーク
ご縁があり、この度エントリーする事が出来ました。
2月下旬、癌宣告を受け参加する気持ちが一旦萎えましたが
自覚症状もなく、体内に癌があると自覚しただけ
切除手術は5月中旬、5月3日には参加できる!
制限時間内の完歩に願掛けをし練習を始めました。

練習を始めたのは、手術予定が決まった大会20日前
万歩計を用意し一日1万歩を目標に歩き始めました
1~3日目は、カラダだけで、時速6キロを目標に歩く
4~6日目は、手荷物を想定し2キロの水を背負い時速5.5キロ目標に歩く
7日目以降は、4キロの水を背負い5キロで歩く練習をしました

当日の荷物は、昨年のレポート参考にし(数字は実際に使用した数量)
酵素飲料(500ml*1) お茶*2.2L おにぎり(実際食べたのは2個) せんべい(1枚)
5本指靴下(2回分) 重ねばき用(3回分) 夜に向かっての着替え(下着・軽いシャツ) タオル(1枚)
懐中電灯+電池(2個) 反射材 粉末アミノ酸 錠剤の鉄 痛み止め(1回分) シップ(7枚)

夜中~明け方、心が折れた時のとっておき!
ウォークマン チョコレート1枚 ドライフルーツ1袋
あるとかなり助かります!

炊き出しが非常にありがたく、荷物が減らせます
夜はかなり寒い 昼間は汗が流れるので着替えないと冷えます
10時間近く懐中電灯は使うので予備電池は必要でした

痛み止め&シップ、ドーピングになるのかもしれませんが非常に良かったです
次は、もう少し予備を持参したいです

私はハーフマラソンを数回走っていますが
その際参考にする通過距離表示・タイムメーカーがなく
自分の時速がわからず、前半少し無理をした気がします

夜中はどっちに進むの?不安に感じる場所が数箇所あり精神的に辛かったですが
運よく?正しい選択ができ進めました

練習は1日1回1時間、距離で7キロほど 週1回朝・夕2回 週1回休み
練習時と同じ靴で参加しましたが、40キロほど連続して歩かないと
靴と足の相性がわからない事を痛感しました。次回までの課題です

25キロまでは、気持ちよく歩くことができましたが
徐々にカラダに異変が生じ始め
足・腰などに生じる痛みで動けなくなります

残り30キロは、本当に辛く
足がパンパンになり、ストレッチもしにくく
止まるとカラダが冷え、動きが悪くなりました

「完歩できたら何事も可能性がある!」
「自分で可能性を潰すな!」
折れない気持ち、貫く気持ちで足を動かし
ひたすら数字を数え、痛みを紛らわせました

スタッフからの「可能性あります」
参加者からの「一緒に頑張りましょう」などの言葉も励みになりました
辛いのは同じなのに、声をかけて頂けありがとうございます
みなさんのお陰で、笑顔でゴールテープを切れました
辛かった事が、全て思い出深い経験に変わり
今年の改善点を次回に活かすことを考え始めていました

足には一切テーピングをしませんでしたが
5本指靴下、シップなどでマメが数個でき
足のつめが数本色が変わる程度で、水ぶくれはなく終われました
ですが足の痛みは半端なく痛み止めを服用しています
しばらくはペンギン歩きになりそうです

100キロを歩く経験のない人には、完歩とリタイア(タイムアウト)は
金メダルと予選落ちくらい受ける印象が変わると思います
ですが、実際参加すると結果だけではない!得られるものが必ずあります

24時間で100キロ歩く?無理!と 即、決め付けるのではなく
「自分で生み出す可能性」「貫く完歩の意志」
魂の修行を多くの方に体感して頂きたいです

とてつもなく大きな経験させていただき、大きな自信をつける事ができました
支えてくださった、みなさんに心よりお礼申し上げます
ありがとうございます!