槌田 一成さんのメッセージ

3月上旬、大会の開催を知り友人と2人、軽い気持ちで申し込みました。正直2人とも、当初は「完歩など出来る筈はなく、何km歩けるかに挑戦するのだ!」
という気持ちでした。私もトレーニングと言えば犬の散歩を長めにとった程度。しかし、4月6日の事前説明会に参加して皆様の意識の高さに面食らい、その夜から本格的に「練習」を開始、二週間前には自転車で全コースを下見し大会に臨みました。
大会当日、地図を基に自作したタイムチャートを見ながら歩いてゆくと、思ったより随分早いペースで進めていることに気が付きました。これなら十分、24時間以内に帰って来れる!そして途中からは20時間を切れるかもしれない!どんどん欲が出てきました。備前体育館、伊里漁港、それぞれのチェックポイントを順調に通過。そして一番懸念していた閑谷への上り坂。しかし自転車での下見で勾配、距離は体感出来ており、不安なく峠のトンネルまで登りきれました。
吉永、和気、熊山・・・暗い中、同じペースで歩を進める方々と会話を交わしながらの道中。おかげさまで眠気を感じることはありませんでした。
中原橋を渡る手前で東の空が明るくなってきました。よし!完歩出来る!
ゴール出来る確信が持てた嬉しさと同時に、宴の終わりが近づくに似たある種の寂しさを感じたのは自分でも不思議でした。
午前6時1分、練習に費やした日々に思いを巡らせながらゴール!100kmという気の遠くなる様な距離を完歩出来たこと、自分でも信じられない気持ちでした。
準備の大切さ、目標を達成する喜び等いろんなことを学べた一日になりましたが先ずは支えてくれた人たちに感謝。
躊躇していたエントリーを後押ししてくれ練習、本番と一緒に過ごしてくれた小銭啓二君。相性の合わない靴に苦戦をしていた時、新しい靴を買ってくれた母。昼夜を分かたず全力でサポートしてくださったスタッフの皆様。終盤、夜も明けぬ時刻から自転車で応援に来てくれた友人の多田君。移動中の補給にと食料を差し入れしてくれた友人の佐藤君。興味を持つと脇目もふらず夢中になる私を許してくれる妻。そして何より、こんなチャレンジに臨める健康な身体に生んでくれた父母に深く感謝しています。
広範囲に広がる大規模なイベント。運営上、様々な困難や障壁もお有りかと思いますが来年以降も是非大会を継続していただければと願っています。
有難うございました!