石原 秀和さんのメッセージ

今回、初めて参加させていただきました。
昼間は強い日差しと強風、夜は冷え込みとチャレンジャーもサポーターも
そして運営スタッフの方々、炊き出しをされたボランティアの方々、
私設の給水所を開設していた方、コースの警備をされた方、
本当にお疲れさまでした。
参加してみてスタッフの方の準備、サポーターの方や警備の方の
コース誘導、リタイヤの送迎バス、炊き出しの準備など
目についた所でもかなりのご苦労があると、この大会の運営の
大変さを実感しました。
和気町の金剛川の堤防沿いでは道路に道標替りに『前向きメッセージ』を
貼って誘導してくれたり、熊山へ向かう吉井川沿いでは道の両端に
点滅灯を置いて安全確保していだきました。
炊き出しでは、うどんや味噌汁、おでん、メッセージ入りのゆでたまご
バナナ、栄養ドリンクなど、本当にいたせり尽くせりでうれしい限りでした。
準備するのが本当に大変だったと思います。
スタート前と途中で小さなアクシデントがありましたが
おかげさまで自分なりのパフォーマンスを出せることができ
ペースダウンすることなく後楽園に帰ってくることができました。
大会に携わった皆さんに感謝したいと思います。
初めての夜間歩行で閑谷から見た満天の星空は
もう圧巻の光景でした。
途中、トイレ休憩に寄ったコンビニで店の前で座り込んでいた男性が
同伴参加者らしき人との会話の中で『何でこんなことやろんじゃろうか?
と、思うようになってなぁ...』と、聞こえてきたので苦笑いながら思わず
『それを言ったらおしまいよ。』と、言ってしまいました。後からもう少し
気の利く、前向きな言葉をかけられたら彼の心境も変わったのでは
ないかと少し後悔しています。
午前10時が近づくにつれ続々とゴールしてきます。
笑顔あり、涙あり、あまりの過酷さにゴール後座り込みうつむく表情あり
その顔は、皆さん100キロ歩ききった達成感でいっぱいでした。
100キロ歩いて最後の階段登りは、誰もが階段を見上げ
恨めしく思ったに違いありません。
ある人は渾身の力で一気に登り、ある人は痛む足を押さえながら1段登っては
止まりまた1段、サポーターの安全確保も万全です。
そしてある男性は、階段の途中で止まってしまい家族、友人の大声援を受けて
這い上がるように登って行きました。その姿はまるで勝利への大脱出のようでした。
ゴール後、広場に座り込んだ男性の一言が印象的でした。『眠た~っ!!』
制限時間ギリギリで、栄光への架け橋(蓬莱橋)を渡る彼らを見ていると
この大会は、勝敗も順位もつきませんが『勝者は彼らじゃないのか?』
たったの14時間半ばでゴールした強者もすごいと思いましたが、
あるとするならば、制限時間が迫る不安に打ち勝ち、疲労困憊した体で
24時間己と戦い抜き最後まであきらめず自身の底力を出し尽くした
彼らこそ、真の勝者ではないかと感じました。
自分自身が、今回そこまで追い込めることが出来たかどうか疑問です。
彼らのゴールシーンを見たらもう脱帽です。いいものを見させていただきました。
今回、私のリュックに私なりの応援メッセージを描いて歩かさせていただきました。
巷で話題の歌のフレーズで、歌詞の内容が今回の100キロ歩行に通じるところが
あると思ったのですが不快に思われた方もいたかもしれません。
ですが、見ていてもいなくても
ありのままの自分を信じて、自分の殻を打ち破って後楽園に辿り着いてくれていたら
幸いです。
歩行中、ご唱和いただいた方々ありがとうございました。
最後に、いただいた完歩証にこう書いてありました。
『また来年後楽園での再会をお待ちしています。』と...
 
♪ありのままの自分を信じて
  来年も、後楽園から
   さあ歩きだそう!

ありがとうございました。