高渕 雄太さんのメッセージ

(No.299高渕雄太)2014年24時間100km歩行レポート
「人の優しさに感謝」
求人に研修中に24時間100キロ歩行に参加してもらうと書いてありました。その時は軽く読み流して、「ふーん、なんか楽しそうだな」と友達と話しました。結論から言うととんでもなかったです。今回の自分は時間内に100キロ歩くことも出来なかったし、前半の心はネガティブな感情に満ちていたように思います。100キロ完歩することの意味や24時間かけることについて深く考えることもなく、やらされているという思いに支配されてしまい大変もったいない時間を過ごしたと思いました。いつもいつも思う「体はタフだけどハートは弱い」という今の自分とダラダラ付き合っていてやっぱり自分はだめだなと思いながら歩いていました。会社での練習会では短い距離で目標も明確だったため、良いペースで歩けていましたが、100キロともなるとペース配分は大事であるし、何より心の準備はもっと大事であったなと思いました。
歩くこと、動作としてはただそれだけなのに24時間で100キロという条件がつくとこんなにも難しいものなんだなと思いました。前半は共に歩く人もなく、「しんどいね。」と話しかけて思いを共有することも「一緒に頑張ろう」と励まし合うこともなく辛かったです。最初のチェックポイントでは時間ギリギリだったのですが、家族や親戚が応援に来てくれていて少し嬉しく思いました。ペースをあげて次のチェックポイントに着くと会社の社長や先輩に篤い応援を頂き、一人じゃないことを実感して気持ちの上で再出発しました。
ところが、しばらくすると寒さのあまりうずくまる程の腹痛が襲ってきて救護班の方にリタイアするかと尋ねられる場面がありました。それまで辛いと思っていたのに、いざリタイアするかと言われると思わず、「絶対嫌です。」と言っていました。その瞬間がポジティブな自分に出会い、自分をみつめ、支えられている自分を感じた瞬間でした。数分後には社長が飛んできて寄り添ってくれました。最後のチェックポイントでタイムアウトになっても24時間歩く意志を伝えると色々な話をしながら付き合ってくれました。大変贅沢で濃い時間であったと思います。
この24時間で経験した思いは今までの生きる姿勢にも通じるものがありました。自分一人でやろうとしてできなくて、どうしようもないところまできて初めて後悔するということです。24時間で完歩できなくて悔しくてたまりません。同時に後半多くの人に助けてもらえて、またそれを素直に喜ぶことができて嬉しくてたまりません。こういうことを体験する機会をあたえていただけたことに感謝します。関わって頂いた全ての人に感謝します。
有難うございました。そして来年は24時間以内に100キロ歩いたら何を感じるのか体験してみたいと思いました。歩く姿勢は生きる姿勢に通じると思ったので「希望、努力、感謝」の心を大切にしたいと思いました。そして準備不足のないように次回リベンジしようと思います。