浅野 友梨さんのメッセージ

まず、私は高校3年生の就職活動で求人票を全て見ているときに当社(のだ初)と出会うと共に、24時間100km歩行の存在を知りました。そのときは体力もなく普段運動を全くしない私にとっては「きつそう」のただ一言でした。とりあえず会社見学に行ってみようと思い、会社見学に参加したところ、見学の中で24時間100km歩行の主な内容や様子を初めて見ました。写真を見るだけで最初に存在を知ったときよりも不安が募る一方でした。ですが、今までの自分を変えたいという思いが何よりも強くありました。私は苦手なことにすぐ投げ出しそうになることが多かったですが、この存在を知ってからはこれはチャンスではないか?と思うようになりました。100kmという長い距離を歩くことはなかなかないと思います。このような新しいことに挑戦すれば、今までの自分の考え方も変わるのではないかと思い、とても気になる存在になりました。
 そして当社の社員として採用され、研修中にこのイベントに参加することとなりました。心・物・体の準備が大事だということを聞いていたので、全て努力しようと思いました。
まず心の準備では、自分でこのイベントに参加してみようと決心したものの、準備にかなり時間がかかり、いつも不安でいっぱいでした。ですが、歩く練習をする度にこのイベントの本番のことを意識して、頑張ろうと言い聞かせました。物の準備では、このイベントに参加することが決まってまずすぐにランニングシューズと練習用の服を買いに行きました。他に歩く練習をしているときに必要になった物はその都度買っていました。イベント当日に必要な物は説明会での話や経験者の方に聞いた話を参考にして購入しました。体の準備では、毎週月曜日と水曜日に行っていた時速7kmのスピードを歩く練習が当社でありました。早い人だと2、3回目の練習で7kmを1時間切っているにも関わらず、私は全く1時間切ることができず、いつも悔しい思いともっと頑張ろうという思いでした。前々から上司の方に練習会だけでなく自主練を何度もしておくよう言われており、もっと頑張らなくてはいけないと思って、自主練も少しずつするようにしました。すると、最後の方の練習会で7kmを58分というタイムで歩くことができました。そのときは本当に嬉しい限りでした。そして24時間100km歩行当日の5月2日。朝準備しながら100kmも歩けるだろうか、リタイヤやタイムアウトしないだろうかとまだ不安な部分がありましたが、何度も大丈夫大丈夫と言い聞かせました。スタートしてから20km程まではわきあいあいと楽しく歩けていました。ですがこの日の暑さはとてつもなく、飲み物をリュックの中にペットボトル1本残していてもすぐ飲んでしまい、ちょうどコンビニも自動販売機も全くない道で飲み物を手に入れることもできていませんでした。また、この距離ぐらいからゼリー状以外の食べ物が全く喉を通らなくなりました。しょっぱなから挫けそうになりながらも耐え、30km過ぎてからは足に激痛が走りだしました。痛いのはみんな同じだと思って、各々のチェックポイントに着くごとにマッサージや整理体操を欠かさず行いました。そして、歩くことが辛く感じたら元気が出ることを考え出しました。当社のサポーターの方々、今回イベントに参加しているチャレンジャーの方々、イベントにボランティアとしてサポートしてくださる方々、家族。全てのありがたみを思い出したら、自分も頑張らなくてどうする、ここで逃げたら今までの自分と全く同じだと思いました。元気が出ることを考えただけで途中からペースアップすることができ、順調に進むことができました。
ですが、80km台、このときが私の辛さのピークでした。人がいないのに人がいるように幻覚が見えたり、元気が全く出ず声も出せなかったり、食べ物も何も食べられなかったり、何も考える気力がなくただひたすらボーッとしながらひょこひょこ歩きで歩いていたりしたところ、同じペースで歩いていた当社の同期の友達がリードしてくれ、その辛さにも耐えることができました。
そして20時間12分という記録で100kmを完歩することができました。まさか自分がタイムアウトもなく完歩するとは思っておらず、自分自身でビックリしました。今回完歩できたのは絶対に自分1人の力ではできていません。会社帰りや私たちと同じ徹夜までしてくださった当社のサポーターの方々、同期や先輩で当社からのチャレンジャーの方々、今回イベントで初めて会ったのにも関わらず話かけてくださった他のチャレンジャーの方々、ボランティアながら炊き出しや誘導等全面でサポートしてくださったイベントのスタッフの方々、そして不安ながらも応援してくれ、完歩したときに共に喜んでくれた家族。本当にこの2日間は「感謝」と「感動」を何度も感じました。この思いを感じることができ、24時間100km歩行は本当に素晴らしいイベントだと改めて実感したと共に、参加できて良かったという思いでいっぱいです。支えてくださった方々、共に歩いて協力し合えた方々、本当にありがとうございました。