竹下 義次さんのメッセージ

「人生で1番の達成感と感謝の気持ち」

今回、24時間100km歩行で私が学んだことの中で1番大きかったものは

「人は多くの場面で人に支えられており、感謝することでいっぱいだということ」です。

この2日間で感じ取った人の優しさ、思いやりや達成感は、これまでの人生のなかで最高のもの だと自信をもって言えるものでした。

私が今大会に参加したのは 「株式会社 のだ初」 の新入社員研修としての参加でした。 100km歩行の存在を知ったのも会社の求人票に記載されていたからであり、また100km歩行の存在が私がのだ初に入社することになったきっかけのひとつでもあります。

本番までの道のり私は3月より練習を開始しました。会社の練習会では、週2回7kmの距離を時速7kmで歩く練習を行いました。これは早いペースで歩くことにより歩く筋肉を鍛え、本番で長距離を歩ける体を作るためのものです。そして自主練習では25kmの長距離を歩く練習を行いました。実際に1/4の距離を歩いたことは本番でのペース配分や、チェックポイント到達までの時間を計算するのに非常に役立ちました。また長距離を歩くことで自分の体のどこにどの ような負担がかかるかを知ることができ、それはテーピングやサポートタイツなどの物の準備 にも役立てることができました。 会社で昨年挑戦した先輩社員の方々からのアドバイスを聞く場を設けて頂いたこともあり、 物の準備はしっかりとすることができました。 私の場合長距離練習の際に両足にマメや水ぶくれができていたので、5本指の靴下や足の裏の テーピングを万全にし、本番に備えました。

本番当日 スタート前、のだ初チャレンジャー・サポーターの皆で円陣を組み掛け声を掛け合いました。 本番までの練習の日々、応援の言葉やアドバイスを頂いたこと。練習会に参加するため仕事で 協力して下さった同じ部署の方々のことを思い出し、そしてこれまで共に励ましあった仲間、 サポートして下さる皆の元気や笑顔を胸に高揚感をもってスタートを切りました。 道中、大会運営委員の方、会社サポーターの皆様からの応援や、会社内のLINEグループでの 他のチャレンジャーの活躍の情報に元気をもらい、楽しみながら歩くことができました。 日々の練習や、テーピングの準備が功を奏してか、仲間の待つ伊里漁協までは難なく歩くこと ができました。しかし、伊里漁協を出てからの数km先から大腿に刺すような痛みと足の重さ を感じるようになり、痛み止めの服用とこまめな栄養補給をし、なんとか極度のペースダウン をすることなくリバーサイド和気に到着することができました。 その時の時刻がおよそ22時半・・・それまでは閑谷やリバーサイド和気のあたたかい炊き出しのおかげで心も軽く歩くことができていたのですが、他のチャレンジャーの姿もほとんど なく、暗闇のなか孤独な長い距離が続きます。目標予定時刻からも大きく遅れ、肉体と精神的 な疲れから、更に足取りも遅くなります。そしてマックスバリュ手前の長い上り坂に苦戦を強 いられます。更なるペースダウンの危機から救ってくれたのはやはり仲間の声援でした。 そこからは気持ちも昂りペースもアップしました。マックスバリュを越えてからの道のりでも 同じ会社の仲間に笑顔で送り出してもらいました。さっきまでの疲れが嘘のように体も軽く、 一気に90km地点まで歩くことができました。 残り10km。私にとってここからが最大の難関となりました。ゴールが見えかけているのに なかなか距離が減らない。疲れもどっと表れ、睡魔にも襲われ意識も朦朧としていました。 それでもなんとか、運営委員の方の「あと少しですよ 頑張って下さい!」という声援や、 これまで応援してくれたサポーターの方々を思い出し、そして自分自身が掲げた目標に少しで も近づきたいという気持ちでなんとか意識をつなぎ、ゴールをすることができました。 ゴールにはこれまで多くの助言を下さった上司や、前日の仕事からそのままかけつけてくれた 同じ部署の仲間の姿がありました。

  最後に 100km歩行で学んだことは、冒頭で書いたように人は多くの場面で色んな方々に支えられ ており、それに対して感謝の気持ちを忘れないこと。 24時間、寝ずのサポートをしてくださった皆さんはもちろん、今大会に参加するにあたって 仕事で協力し、自分が歩いている間も私たちチャレンジャーを気に掛け、現場を守ってくれた 方々。夜遅くまで炊き出しであたたかく迎えて下さった方々。感謝してもしきれません。 仲間の応援により体が軽くなりペースが速くなった時にこう感じました。

自分の限界は苦しい事から逃げたい自分が無意識に壁を作っているだけで、自分の意識しだい でその壁を打ち破り限界を超える事は可能なんじゃないかと。

こういった心構えは仕事で壁にぶつかった時に活かせるし、物の準備で培った準備力も仕事に おいて先を見通し、準備する能力として活かせるのだと感じました。 今回経験して得たことは全て仕事にも繋がるのだということも学びました。

また、一緒に挑戦した仲間からも多くのことを学びました。 常に前後を歩く仲間を気にかけ、元気づけることを忘れなかった人。一緒に歩いた仲間を常に 労り思いやることをしていた人達。24時間以内にゴールが無理だとわかっていても最後まで 諦めずに100km完歩を成し遂げた人。その気遣い、優しさ、忍耐力はどれも尊敬するもの ばかりです。 このように多くのものを得、そしてこれほどの達成感を感じられたのは人生で 初めてです。このような素晴らしい舞台を設けて頂いた運営委員の方々、会社への恩返しの ため、来年またサポーターとして100km歩行に参加します。 協力して頂いた方々、本当にありがとうございました。