秋元 伸夫さんのメッセージ

実行委員会の皆様、サポーターの皆様、有志のボランティアの皆様、本当にお世話になりありがとうございました。
お陰様で、初挑戦ながら無事に完歩することができました。
私の感想文が何かの役に立てばと思い、送らせていただきます。

★きっかけ
今年11月に行われる岡山マラソンでフルマラソン・デビューすべく、その為の強化トレーニングとして参加しました。
ハーフマラソンの自己ベストは1時間21分28秒と、脚力には自信がありますが、それ以上の距離は未知数なので…。

★準備

トレーニングは4月26日の西大寺マラソンの練習をメインに、事前説明会で教えていただいた7km/hで歩くトレーニングを休日に行いました。
しかし、3交代勤務と天気の関係で3~4回程度しか「歩く為のトレーニング」は出来ませんでした。
荷物は以下の物を用意しました。
・ノンワイヤーのリュックサック(軽さ重視)
・ジャージ上下
・5本指靴下(ファイテンのソッキング)
・つま先ワイドのトレーニングシューズ(アシックス)
・ウィンドブレーカー
・寒さ対策用の長袖Tシャツ(冬用)
・懐中電灯(予備含めて2つ)
・夜間装備の発光体(リュックサックに付ける)
・懐中電灯と発光体の予備電池
・夜行タスキ
・経口補水液(500mlボトル1本)
・水素水(250mlパウチ2本)
・食糧(カロリーメイト2本入り×2、ソイジョイ×5本)
・ウォークマン(休憩時に使用、歩行中は聴かない)
・フェイスペーパーとボディーペーパー(汗拭き用、熱中症対策)
・ファイテンのミルクローション(筋肉痛対策)
・セイコーの歩数計(歩数から歩行距離を換算出来る機能付き)
・UVカットのサングラス
・ふくらはぎサポーター(ファイテン)
・ひざサポーター(ファイテン)
・防寒対策に手袋(アンダーアーマー)

★体調
4月26日に西大寺マラソン(10km)を走りましたが、疲れは残ってない。
しかし、5月1日に有休を取得しようとしたら他の人に先を越されてしまい仕事(16:00~24:00)。
そんなワケで、睡眠時間4時間で大会に挑むことになりました。
親が後楽園まで送ってくれたのでかなり助かりました。

★スタート~備前体育館まで
当日は例年以上の暑さ、スタート前から既に上は半袖Tシャツ姿!
周囲に惑わされず、あくまで自分のペースで歩くことに専念する。
暫くは河川敷を歩くので程良く風があるが、コンスタント(10~15分置き)に一口程度の給水を行う。
風が吹いて涼しく感じると水分補給がおろそかになるし、それが落とし穴!
事前説明会でも「熱中症対策を怠ると夜にツケが回って来ますよ!」と言われたので、風に関係なく伊里漁協までは上記のペースでの水分補給を徹底する。
ストレッチ休憩、信号待ちでの屈伸や足の筋を伸ばす運動をコンスタントに行う。
西大寺の健幸センターでは経口補水液(500mlボトル1本)、イチゴ、甘納豆の差し入れ。ありがたい。
サポーターや有志ボランティアの方々にエネルギーを貰い、約30km地点のJAはなやか長船には14:45ぐらいに到着。
トイレ休憩とストレッチを行い、備前体育館を目指す!
途中、余りの暑さに耐え切れず、自販機でミネラルウォーターを買い、頭と顔と腕を濡らす。
これでかなり生き返った。
備前体育館までの山登り、山下りはラクではなかったけど、まだ余裕がある!
山の風は涼しいがなるべく日陰を歩き、水分補給も忘れない。
備前体育館には17時前に到着。
トイレ休憩とストレッチ。
ここでもイチゴと甘納豆の差し入れ。
少し涼しくなって来たので、ジャージの上着を羽織って伊里漁協を目指してスタート!

★伊里漁協~閑谷学校まで
備前体育館を出てからは下りと平地、気温も徐々に下がり始め、精神的にもラクになるが、この辺りから一人旅になる。
潮風を受けて気持ちいいが、水分補給は忘れない。
漁協には19時前に到着、タイムチェックをして、炊き出しをいただき、ストレッチをしながらパワーの出るへヴィーメタルを聴く。
漁協の皆さんに丁寧にお礼をして、夜間装備のチェックを受け、スタート!
サポートして下さる方々の恩に報いる為にも完歩すると心に誓う!
閑谷学校までは長い長い登り。
しかし「登りあれば必ず下りがある!」と何度も自分に言い聞かせて頑張る!
足にはマメが出来ていたが潰れてなかったので、足の筋肉痛以外は問題なし!
筋肉痛も歩き続けている方が余り痛くない。
閑谷学校の大池緑地公園で2度目の炊き出し。
豚汁、おにぎり、お茶(500mlボトル1本)、バナナの切り身、チオビタをいただく。
オードブルもあったが、そんなに沢山は食べれないので申し訳なかったが手を付けなかった。
ここで急に寒気を感じたので半袖Tシャツから長袖Tシャツに着替える。
ここでも丁寧にお礼をしてスタート、リバーサイド和気を目指す!

★リバーサイド和気~マックスバリューまで
リバーサイド和気までは下り後、平坦なのでコース的にはラクですが、夜間で距離感が鈍っている為、余計に遠く感じる。
リバーサイド和気手前で少しロス(コースミス)をしてしまったが、23時半ぐらいに到着。
豚汁とおにぎりをいただく。
おにぎりは当然、梅!
このような過酷な時は胃も弱るし、アミノ酸も豊富だから。
食後はへヴィーメタルを聴きながらストレッチをし、サポーターの方々に丁寧にお礼をしてスタート!
ここからはなるべく時計は見ないようにする。
マックスバリュー手前の登り坂が長いし、勾配があるが「登りあれば必ず下りがある!」の根性で頑張る。
マックスバリューで最後のストレッチ休憩。
サポーターの女性の方と少しお喋りをして束の間の休息。
ゴールでの再会を誓ってスタート!
夜は適度に曇っていて冷え込まなかったので、手袋やウィンドブレーカーは使わなかった。

★ゴールまで
前進あるのみ!それだけです。
歩いている時はほとんど何も考えてない。
幸運にもマメは潰れないし、膝にもダメージはない。
時計を見ないようにしたので、余り何も考えず集中して歩けました。
「リタイアしたい」とは一瞬たりとも思いませんでした。
筋肉痛はするけど「ゴールしたらどんなザマになっとんじゃろ?」という怖いモノ見たさで乗り越えました。
残り約4.5kmぐらいで夜が明け、午前5時に。
備前原のローソンを過ぎて残り4kmと、ガードマンの方が教えてくれました。
「ゴールは近い!」
そう思うと心に余裕が持て、早朝ウォーキングやランニングの方に挨拶をしながらラストスパート!
しかし、ここで左足首が徐々に痛くなって来る。
早くゴールしたいけど、ゴールが遠い…。
ゴールゲートが見えた時は安心して、一瞬泣きそうになりした。
サポーターが手を振って励ましてくれるので、手を振って応える。
ゴール地点では「♪栄光の架け橋」が流れていて、また泣かせてくれる…。
頑張って泣きませんでしたが、サポーターの方とハイタッチをしてゴール!
19時間49分36秒。
途中で計2時間程度休憩したので、実質歩いた時間は17時間50分ぐらいか?

★歩き終えて
初挑戦ながら、しかも無謀にも睡眠時間4時間で挑んでよくゴール出来たんだと思います。
終わった後は、不思議と全く眠くありませんでした。
前日に有休取得出来ていて、万全の体調で挑戦出来ていれば、もう少し早くゴール出来たと思います。
記述ですが「リタイアしたい」とは一瞬たりとも思いませんでした。
怖いモノ見たさで頑張った、それが正直な気持ちです。
ただ、ゴール後は「(この連休は)もう何もしたくない!ゆっくりしたい!」と強く思いました。
大会を終えて一週間近く経ちますが、足の筋肉痛はほとんどありません(左足首はまだ少し痛みますが…)。
ソイジョイを5本用意したのが良かったと思います。
天然のプロテイン、大豆で出来てますから。
また、ウィダーインプロテインを2回摂ったのも良かったのでしょう。
家に帰ってからも、粉末プロテインを牛乳に溶かして飲んでいます。
更に、今話題の水素水も良かったと思います(1本は伊里漁協で、残り1本はゴールして飲みました)。
そんなワケで、大会後は寝たきりになることなく、普通に仕事も日常生活も出来ています。

★反省点
荷物が少し多かった…。
予備の懐中電灯か、予備の電池か、どっちかだけで良かった。
フェイスペーパーとボディーペーパー(汗拭き用と熱中症対策用)も思った程は使わなかったので、顔と体の両方に使えるタイプの少量サイズで充分。
経口補水液(500mlボトル1本)も西大寺の健幸センターで貰えたので、必要なかったかも…。
ファイテンのミルクローション(筋肉痛対策)は120ml入りを1本持参しましたが、これも余り使わなかったので、ファイテンショップで時々貰える試供品(20ml)で充分。
もう少し荷物を絞り込めるかも…。
次に、伊里漁協までをカロリーメイトとソイジョイ、ウィダーインプロテインだけで済ませたこと。
途中のコンビニを有効活用して、おにぎりやあんぱん等を食べておけば、漁協までもっとラクだったと思うし、リバーサイド和気以降も然り。
特に、漁協までは「暑くて食欲がなかった」というより、水分の摂り過ぎで空腹感が麻痺していた感じです。
最後に、目薬と熱冷まシート(熱中症対策用)を忘れたこと。
なくても完歩できましたが、あったらもう少しラクだったかも…。

この反省を活かし、また来年も挑戦したいと思います。
完歩出来たのは、本当に皆様のお陰です。
感謝してもし切れないぐらいです。
そして、この大会で得た物は簡単に言葉では言い表せないような「特別」で「大きな」物だと思います。
本当に、貴重で特別な体験をさせていただきましてありがとうございました。
また来年、後楽園でお会いしましょう!

長くなってすみません。