横田 恵さんのメッセージ

24時間100km歩行。
「なんだそれ!やってみたい!人生の思い出に」と、友人を誘いましたが、誰も「いいね」と言ってくれません。悩みましたが、「ま、いっか。歩くときはどうせ一人だ!」と思い、出場することにしました。
4月のドタバタで、結局練習量ゼロ。コースもあまり把握しておらず…そして、当日は雨予報!本当に大丈夫か?と不安なまま、スタートしました。
スタート時、このイベントをおしえてくださった先輩と歩き、その方が「元気なうちに稼いどこう!」というプランをもっていたので、便乗して、35km地点までほぼ休憩もとらずに歩き続けました。元気なうちに稼ぐ作戦、かなりよかったです。
わたしが一番しんどかったのは、38kmにさしかかったあたりです。このときから初めて、股関節と足の裏がだいぶ痛んできました。そして、暴風雨。何度も唇を噛み締め、『暴風警報出ろ~』と願いました。湯次神社からの山道。これは本当にきつかった。
泣きそうになりながら、やっとのことで43.4km備前中学校に辿り着きました。ここで、初めての長い休憩。食事をして、足を軽く揉みました。立ち上がるのが辛かったですが、「あれ…?なんか楽に歩けるぞ?」しっかりめの休憩が功を奏し、自分でも気持ちいいくらいにスピードにのり、歩きました。痛みにも慣れてきたのかな?このとき、雨はザーザー。そして、サポーターの皆さんの笑顔と温かい言葉、「いてくれる」ということだけで、何度も涙が出そうになりました。
50kmを通過し、半分を越したことにより、少し気持ちが楽になりました。59km閑谷緑地公園で、またしっかり休憩をとりました。このときの豚汁、とってもおいしかったです。
閑谷を出発し、山道です。「またか…」心が何度も折れそうになりました。このとき助けてくれたのは、星空。雨が上がり、北斗七星が雲間からきれいに見え、少しだけ勇気をもらいました。
68.7kmリバーサイド和気に到着寸前。サポーターの方が、深夜だというのに元気な笑顔で、ライトをブンブン振り回し、「ここまで来れば、もう大丈夫ですよ~!」「あと少しですね!頑張ってください!」言葉一つ一つがありがたかったです。
この辺りから、残り時間と距離を計算し、「ゴールに間に合うのか?」「ギリギリかもしれない…」不安が募りました。「何が起こるか分からないから、残り10kmで4時間は確保しなきゃ」という目標をもち、ここからは休憩もとらず、足もかばっていられない!我慢するしかない!と、スピードを上げ、桜が丘団地のアップダウンを頑張りました。今思えば、アドレナリン全開でした。
残り9kmの時点で、4時間を残していたので、ホッとしたのか、足の痛みを強く感じるようになりました。ここからはかなりゆっくりと進みました。
完歩。こんなに体と心を同時にボロボロにしたのは初めてです。人生の代表的体験になりました。いろいろなことも頑張れそう…
支えてくださったサポーターのみなさん、お心遣いと笑顔、温かい言葉をありがとうございました。きっと夜通し降った雨も冷たかったでしょう。あなたたちがいたから、頑張ることができました。
感謝しかありません。本当にありがとうございました!

わたしを支えてくれたもの :
おにぎり、ロキソニン、アミノバイタル、誘ってくれた先輩、始めから巻いておいたテーピング、エイコースポーツのテーピング講座、エイコースポーツのイケメンお兄さんの体験談、炊き出しの豚汁やスープ、音楽、星空、飴、道路の矢印、備前中学校の個室トイレにあった「完歩した人は全員あきらめなかった」という貼り紙、自分の奥深くにあった精神力、サポーターの皆さん、一緒に頑張ったチャレンジャーたち