門乢 佑人さんのメッセージ

私は取引先からのお誘いでこの大会に参加しました。
最初は軽いノリでお誘いを受けました。絶対に楽勝でゴールするだろうと思ってました。
練習を始めたのは今年の元旦でした。手始めに15キロくらいから始めたと思います。最初の5キロまで快調なペースでしたがそこから豆ができ股関節が痛くなり初めて物凄い大会に参加するんだなと後悔しました。でもあとには戻れません。そこから週に三回ほど仕事の合間に2~3時間歩きました。段々と歩ける距離、スピードアップすることができました。そこで一度、本番の半分くらいを歩こうと45キロ仲間内と歩く練習をしました。
終電で福山駅にいき普段できない夜間歩行の練習も兼ねました。
夜中の眠気の中、歩く経験ができそして練習当日には明け方に雨も降りました。当日は降らないだろうと思ってましたがこの雨が後にいい経験になったことはあとでお話しします。
なんとか9時間半で45キロ完歩できましたが体はズタボロ…当日はこの半分以上歩くのかと思うと逆に不安にしかなりませんでした。
そこからは本番まで仕事が忙しくなり中々練習ができずより不安でした。
そして本番当日。私はびっくりしました。老若男女関係なくたくさんのチャレンジャーの数!そしてスタッフ。
みなさん生き生きと凄いパワーを感じました。
そしてスタート!今年から参加者が増えたのを聞きちょっとバタバタとスタートした感がありました。
成功した方にお話を聞くと最初は先頭について飛ばして歩いた方がいい‼と言われてましたが中々前に進めず…
しかし掻き分け掻き分け前に進みました。途中に多くの方とお話をしながら前に前に…
そして最初のチェックポイントに到着。中々のタイムだったそうです。
そこからポツポツと雨が振りだしました!
そこから地獄の様な大会になるとは誰も予想しなかったのではないでしょうか…
次第に雨が強まりました。少しおさまったかなと思うと次は強風。時より突発的に暴風になり前に進まない。飛ばれそうな風。
もうやめたい。帰りたい。何かの罰ゲームか?と苛立ちさえ覚えました。そんな状況な上、今年からの新コースで山が多く更に追い討ちをかけました。
そんな中、今回一緒に参加した友人が『一歩ずつでも進めばゴールに近づくよ』と
私はハッとしました。そうだこの100キロ歩行は人生の縮図みたいなものだと以前参加した方が言ってたのを思い出しました。
100キロも歩くんだから何かトラブルもあるさ!今できる全力を出して前に進むだけだ!そんな気持ちで困難も楽しさに変えひたすらと前に前に。
そしてこの最悪なコンディションだからこそ仲間のありがたさサポーターのあたたかさを感じました。
参加者同士の『がんばりましょう!』『大丈夫ですか?』などの声の掛け合い。
あたたかく美味しかった炊き出し。
サポーターの『気をつけていってらっしゃい』『あと○キロです』『ゴールで待ってます』と笑顔での励まし。そして何より夜間くらいときに赤い光とオレンジの上着を来たサポーターをみると安心し元気が湧いてきました。
仲間もサプライズで応援にも来てくれました。
ほんとに色々な方々に支えられているんだなと感じました。
残り30キロからはかなりペースも落ち休む時間も増えました。とくにラスト10キロは中々前に進めずでしたが一歩ずつの積み重ねで最後一キロ。全身痛くて数歩進んで休みの繰り返し。
そしてゴールがみえてきて最後の力を振り絞りました。ゴール直前、我が子が駆け寄ってきました。もう全身痛いとか関係なく子供を抱き上げ一緒にゴール。自然と涙がでました。
色々な方に支えられ家族と共にゴールテープを切れたのは一生涯忘れることはないでしょう。
ズタボロな体で寝たきり状態の中、感動の熱が覚めないうちにとベッドに横になりながら感想を書かせていただいております。
誘ってくれた仲間、共に歩いた仲間、応援に駆けつけてくれた仲間、サポーターの方々、そして何より家族にただただ感謝です。この場を借りてお礼申し上げます。