高橋 知子さんのメッセージ

練習
10キロ~20キロを3回、30キロを1回行いました。あとはイメージトレーニング。自分がゴールする場面を想像しては感動する本番前。
荷物は極力少なく行きたかったので最低限のものにまとめました。予報でも天候は崩れそうになかったので着替えはもたず、靴下の替えだけ。
リュックは5リットルほどの小さなバックでいきましたが、10リットルくらいはあった方がいいかもしれません。入らないから持っていかないという荷物のまとめ方になりました。

大会当日
走りのスペシャリストの友人2人と歩くので、足を引っ張らないようにしよう、歩くことに集中しよう。シンプルな目標だけを掲げて不安もなく気持ちは不思議ととても落ち着いていました。

大会スタート
なかなか良い位置にいたのでスタートしてから多くの人に抜かされましたがマイペースでいこうと思い、3人でおしゃべりしながら歩きました。朝が早かったせいか、早々におなかが空いてしまい誰かがピンチになった
ときにあげようと思っていたちくわ(3本入)を一人で食べました。朝食大事ですね。。しっかり食べてくればよかったと後悔しました。あ 携帯するのに練り物おすすめです。
ふと気が付けば団体の後方部。26キロのCPは15分前に通過するというギリギリ具合でした。そのポイントにはボランティアをしていた友人がいたので顔が見れて元気がでました。日も暮れ始め少し心も弱り始
めていたのかもしれません。途中の山道で軽い胃のムカつきを覚え100キロ完歩難しいかもしれない。。と思いました。
備前中学では同級生・ラン仲間が応援に来てくれてパワーをもらいました。調子が悪かったけどたまごかけご飯を食べたら復活。応援と栄養でまた歩き始めれます。
もうどっぷり夜。漁港では仲間の一人とさよならしました。弱音を吐かずにここまできたのは、3人の士気を下げまいとしてくれていたのだろうと思うと彼女のぶんも頑張らねば!と奮起しました。閑谷学校までの
山道が思ったより山道。愉快な友人3人組がきてくれて静寂な闇に笑顔と笑い声が響きました。このあたりから寒さがやってきます。薄いダウンとカイロで冷えを回避。それでも寒く感じていたのでエイドのとん汁
はありがたかったです。ここでもラン仲間がきてくれていました。こんな遅くに。。こんな遠いところに。。
胸いっぱいで歩きます。ここからは睡魔との闘い。初めて寝ながら歩きました。なんとなく歩けてました。何度か一緒に歩いている子にぶつかりながら前進。
リバーサイド和気で足のまめを確認。歩いていると麻痺して痛みも薄いのですが、止まると痛くなってきます。ここでは水ぶくれの指だけテーピングを巻きなおしました。磐梨中までの道では星がとても綺麗に見え
ました。こんな夜中に、こんな綺麗な星空の下を歩くなんてことしたことないなー、、とぼんやりしながら歩いていると
「あ 流れ星」
え!!いいな!!私も見たくて空ばかりみましたが結局見えず。
熊山あたりでラン仲間がきてくれて同時に夜もあけてきました。明るくなると気持ちも前向きに。レッドブルでエンジンをかける。
夜があけたパワーで中銀赤磐まで行き、そこからはあと少しあと少し。呪文のように唱えながら歩く。ラン仲間がいたるところで迎えてくれて声をかけてくれる。
足の裏が燃えるように痛み、知ってる道なのになかなか前に進まない。時間はどうかな間に合うかな。
あと少しだよー!みんな待ってるよ!その声で歯をくいしばってラスト!
仲間の顔が見えて自然と笑顔がでました。笑いながらゴール!
あー終わった~

100キロ歩行を終えて。わたしは自分の足で100キロ移動できるという自信がつきました。人生観がかわるなんて大きな変化はないけど、自分の幅が広がったように思います。大会の運営の方、支えてくれて
いるサポーターのみなさん本当にありがとうございました。何らかの形でわたしも大会に携わりたいなと思います。

高橋知子