田中 賢三郎さんのメッセージ

今回初チャレンジさせていただきました。仕事場の先輩に誘われてこの大会の事を知りました。とりあえず何かに挑戦したかったし、自分自身の限界を知りたかった僕には持ってこいの内容で、即答で「参加する!」と意気込みました。参加は決まったが大会まで大した準備もせず、練習に30㎞ほどを1回歩いただけでした。
で迎えた大会当日、最高の天気で期待とワクワク感でイッパイでした。元々体を動かす事は好きなのと、一度歩いている事もあったので30㎞は何とかクリア。クリアしたものの足には水膨れが出来、少し庇いながらのウォーキングになりました。辛い時に道行く人、沿道で応援してくれてる人、サポーターの皆さんからの声援にグッと背中を押されました。中でも高校の野球部の子達が応援の横断幕を掲げてくれて、応援してくれたのには嬉し涙がでました。
コースには山道もあり足に出来た水膨れが悲鳴を挙げていました。備前中学校での卵かけ御飯をいただき、再び歩こうとすると足が中々前に進みません。リタイアのバスが頭をよぎりましたが、一緒に歩いてくれている先輩の背中を見てもうチョット頑張ろう!と思い伊里漁港まで行きました。「もう無理」正直思いましたが、先輩が「タイムアウトなるまで頑張ろう」と励ましてくれました。足がヨボヨボな僕に声を掛けてくださる挑戦者の声、サポーターの応援に再び奮い立ち歩き始めました。
閑谷学校までの道で70歳で挑戦されているお爺さんにも元気を貰いました。
閑谷緑地公園でもタイムアウトにはならず、心の何処かで「タイムアウトになれ!」と思う弱い自分が出てきました。先輩に「まだ、タイムアウトちゃうし、行こう!」と言われ、行けるトコまで行こうと半ばヤケクソで出発。初っ端から峠でした。足が悲鳴を挙げます。その時に空を見上げれば星が綺麗で、流れ星もみれました。自然の力にも後押しを貰い、峠をくだりました。後ろから歩いてくる人影も無くなり最後尾を歩く僕と先輩2人で庇いあいながらストレッチをしたりするもドンドン足は鉛のように重くなりました。後少しで和気リバーサイドなのですが後少しが凄く遠く感じました。
少しづつでも歩を進めれば前には進むと自分を言い聞かせ、何とか和気リバーサイドに到着。サポーターの皆さんが朝の4時だと言うのに何人も待っていてくださり、「よう、峠越えてきたな」「お疲れ様」と声を掛けてくださりました。
僕たちはそこでリタイアしました。足がもう動かない本当の限界を迎えた瞬間でもありました。
この大会で、得た事は1.人は人によって支え、支えられている。2.自分の限界は自分がきめている。3.挑戦した人にだけ見える景色がある。
でした。多くの事を学べたこの大会には本当に感謝をしています。サポーターの皆さん、一緒に歩いてくれた先輩、応援してくれる大切な人、声を掛けてくださった挑戦者の皆さんに『ありがとうございました』と伝えたいです。
次回も挑戦し、完歩した時の景色が見たいと思いました。
田中 賢三郎