私の100km歩行との出会いは2013年大会でした。
その年の１月のある日の新聞の紙面に晴れの国おかやま24時間100km歩行のお知らせが…
そこに大きな文字で「さぁ、24時間以内に100キロを歩いてみませんか！！」
60歳を前に今までに出会ったことのない人生の大きなチャレンジをやってみたいと思っていたので、このお知らせが目から離れず……
しかしジョギングをするでなくランニングをするでなく時々家の周りの散歩をする程度の私が24時間で100kmというとんでもないチャレンジする事は無謀な事！
新聞とにらめっこをしながら悩みに悩みやはり無謀！と新聞を閉じました。
翌日職場でスタッフにその話をしたら「山本さん！出なかったら絶対に後悔しますよ…」
そう言われて
やってしまった後悔はだんだん小さくなるがやらなかった後悔はだんだん大きくなる！
勇気一秒 後悔一生！
この言葉にも背中を押されその日の夜に参加申し込みを！
これが私と100km歩行の出会いでありスタート地点に立った時でした。
申込んだものの24時間で100km歩くのにどんな練習をしたらいいのか…
服装は？持ち物は？装備は？靴は？
津山在住の私の周りにチャレンジした人がいるわけでもなく
な〜んにも分からずネットで検索しては手探りで本当にいるのか要らないのか分からない中で必要、あると便利と書いてあるものを揃えていきました。
練習はとにかく歩く事と当時は土曜日の夕方、実行委員会主催の練習会を岡山でされていたので土曜日仕事を終えてから津山から岡山に出て練習会に参加！
１時間で７kmを歩く練習会を済ますと津山にとんぼ返り
これを繰り返しながら５月GWの本番を迎えました。
10時に後楽園横の河川敷をスタート
35km地点のポイント到着段階で足はガクガク、筋肉はひきつりボランティアでエイドを設けてくれていたマッサージの方に診てもらったら「こりゃ〜ダメだわ…もう脚にきとる…」でした。
その後65kmが残ってましたが結果は21時間1分37秒で完歩
なぜ完歩できたか！
これこそが24時間100km歩行の最高の特長だと思います。
1人で参加しましたが24時間歩くので走る競技と違って歩きながらなので色んな方々が横になり色んな話をしながら、お互いを勇気ずけながら24時間前に進んでいける事です。
それにサポーターが家族のように友のように本当に背中を押してくれます。
私自身ゴールまでに３人の方と出会い見知らぬ4人で手を繋ぎバンザイをしてゴールしました。
このメンバーとはその後、なくてはならない友となり３年後に「100km歩行を楽しむ会」を立ち上げ今では100人を超えるメンバーになり今に至ってます。
現在はコロナ禍ということもあり思うように練習会とか懇親会とかできない状況ですが100km歩行愛で結ばれた縁は最高です。
せっかく100km歩行で繋がった縁なので初めてチャレンジャーとして出られる方に自分たちが初参加の時分からなくて困った経験から何かアドバイスが出来ないかと練習会を行い体験を話したり本番では数年前から1人でも多くのチャレンジャーに完歩してもらう手助けにならないかと楽しむ会先鋭？数人で最初は「アンカーマン」の名前で翌年は「ペースメーカー」の名前で後方から背中を押させてもらってます。
私同様この大会を知り出てみようか…けど…出ては見たいとは思うけど…
やっぱり…と思われた方は是非今までの自分とは違う自分に出会いために一生の後悔にならないように一歩前進してみませんか！
もちろん完歩できるに越したことはありません！
しかし参加者の事を「チャレンジャー」と呼びます。
チャレンジする事がこの大会の主旨です。
完歩しても順位は付きません！
自分に負けないで自分のペースで100km先のゴールにチャレンジするが目標です。
人生100年時代といいます。
人生山あり谷ありです。
私はこの100km歩行を人生と同じ100km歩行と言ってます。
100km歩行も山あり谷あり、明るい時間もあれば真っ暗な夜中、急な暴風雨も時として起こります。
けどこの24時間100km歩行には支えてくれるサポーターがいます。同じ100km先のゴールを目指すチャレンジャーがいます。
自分の背中を押してチャレンジしてみてはどうですか？
今回はまだ決心がつかないと見送る方は是非５月GWの100km歩行の100kmを歩きゴールに入ってくるチャレンジャーの姿を見に来てください。
涙のゴール、家族、友の出迎えに抱き合う姿…本当にウルウル来ます。感動的です。。
チャレンジャーは無理！の方もサポーターとして参加者の感動を共有出来ます。
是非一緒に盛り上がりませんか
24時間100km歩行で新しい自分に出会いましょう
100km歩行を楽しむ会 山本眞人