「広島カープのユニフォームを身にまとって挑んだ僕の初チャレンジ」佐藤隆史

お疲れ様でした。

広島カープの黒田博樹のユニフォームを身にまとって挑んだ僕の初チャレンジは、後半延々と最後尾を歩き続けた上に結局リタイアポイントでもない68キロ地点付近の和気駅前で歩くことが出来なくなって搬送されるという、不名誉な形で終焉を迎えました。

どんどん増してくる脚の痛みに耐えかね、55キロ地点付近で心が折れてリタイアしかけたのを一旦は何とか持ち直して山をひとつ越えたものの、平地へ降りて一度身体を休めてしまうと再び心が折れてしまい、最後にはもう一歩も歩く気力が無くなってしまいました。

スタート・ゴール地点まで連れて帰ってもらった後、預けていた手荷物を受け取ってその場にへたりこんだまま続々とゴールして来るチャレンジャーの皆さんを垂涎の眼差しでしばし眺めてから、始発電車で帰路について何とか東広島市の自宅へ辿り着き、昨日はカープのサヨナラ負けを映しているテレビも観ずに泥のように眠っていました。

100キロ歩行のことなど何も知らず、ただ広告を見て全くの興味本位でこの大会に参加することにして、事前に行われた練習会では何度も繰り返し参加されている方々の話を聞きながら何故そこまでこの大会に惹き付けられるのか正直理解出来ずにいましたが、実際に参加して歩いてみて自分の限界を実感し、初めて先人たちのお気持ちが理解出来た気がします。

実行委員会やサポーターの皆様にはエイドステーションや誘導の場で沢山の元気を戴けたし、コース上に配置されたペンライトや地面に貼られた矢印に書かれたメッセージには何度も勇気を戴いて、素晴らしい大会だったと思います。

本当にお世話になりました。

スタート前には空々しく感じていた「人生には100キロ歩行が必要だ」という大会のキャッチフレーズにも、今なら素直に頷くことが出来ます。

歩いている間に僕へ声を掛けてくださった皆さん、お陰様で楽しく歩くことが出来ました。

ありがとうございました。

皆様は無事完歩されたでしょうか?

また来年、お会い出来るのを楽しみにしています。

僕の中では既に、来年のGWの再チャレンジへ向けた1年が始まっています。

今回はとにかく全てにおいて準備不足でした。

練習不足、持ち物の検討不足、コースの下見不足、コンディションの調整不足…

このままでは終われない気持ちでいっぱいです。

佐藤隆史

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次