「2年越しの大会に長男と一緒に参加出来て本当に良かった」木下龍太郎

まず最初に、今回2年越しの大会に中学2年生の長男と一緒に参加出来て、本当に良かったです。
大会運営やサポートなどに関わられた全ての皆様、本当にありがとうございました。

私自身が100kmを2回完歩しているので、親子の部の44.8キロは楽しくゴール出来ると思っていました。スタートして10kmくらいまでは、息子と明日はキャンプでも行くか?なんて楽しい話しをしながら、当初の目的である楽しく歩いて親子の絆を深めていければ良いなという事が実践出来ていました。

ところが、15kmくらいになると息子のペースが早く、一緒に歩くというよりついて行くのもやっとという状況でしたので、息子に『親子ペアは一緒に歩かないと失格になるんだよ』と言いました。
息子は『一位になりたいんよ』と言いました。そこで私はハッとしました。歩く前からその話は聞いてましたが、その時に始めてその言葉が本気だったんだと気づき、楽しく歩いてゴール出来ればいいという考え方から、息子の一位を目指す目標に変わりました。
息子に『自分のペースでいいよ!お父さんはそのペースに合わせるから』とかっこ良い事を言ったのも束の間、練習をしていない足は20kmあたりでかなり痛みが出始めて、30km以降からは足がつる寸前までが何度もありました。
息子の目標を達成させたいという思いが体を動かす唯一のモチベーションでした。ただ、足がつって歩けなくなってしまうと元も子もなくなってしまうので、後半は厳しい試練の場になっていました。

歩きながら思ったのですが、親子の絆を深める為の、事前の準備段階でコンセンサスが出来ていなかった事が一番の反省点でした。

ただ、今回の貴重な体験をさせていただいた感謝の気持ちで歩いていました事にありがとうの気持ちで一杯です。来年は次男と一緒に歩く予定です。次男の気持ちも聞きながら、来年も頑張りますので、皆様よろしくお願い致します。

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