昨年は77.5キロ地点でリタイア。その手前の長い河川敷で心折れてしまった。
今年は完歩目指して2回目の挑戦。
昨年は夜中に歩くことがこれほど辛いとは思っていなかったので、何の対策も講じなかったが、今年は睡魔に打ち勝つ為に、栄養ドリンク剤とガムと根性でしのげた。
時間的には余裕は無かったが、とりあえず77.5キロ地点を通過。
あと22.5キロ。なんとかなる。夜も明けてきた。気分良く歩き始めてまもなく長い長い登り坂。気温も上がって暑くなってきた。まずい。ゴールできるか。あの橋を渡ればもうすぐ。間に合うかどうか。足にできた水ぶくれも痛い。
諦め気味になっていたその時、橋のたもとのスタッフさんが「余裕はないけれど、間に合うかも知れない。今よりスピード上げたらいける!」の言葉に、いけるかも知れない、時間内に完歩できなくても、全力を尽くしての結果なら、それはそれで満足できるだろうと、最後の力を振り絞って、歩いた、歩いた。
こんな力、まだ残っていたんや。これまでの人生でこれだけ必死になってやったことあったっけ?と思うくらい、ただひたすら歩いた。
その結果、23時間56分という、なんともきわどい時間にゴールできた。一緒に歩いた友達の励ましとあのスタッフさんの一言がなければ、途中諦めていたと思う。
「この時間だと、時間内ゴールは厳しい」と言われた地点もあったが、言葉掛けひとつで人の気持ちもずいぶん変わるものだと実感。もう一つ、何事も最後まで諦めたらあかん、ということを身を持って体験できたことは大きかった。
今は体のメンテナンスで精一杯。来年の100キロウォーク参加を考える余裕は正直ない。
でも、もし参加することになれば、夜中対策プラス夜明け対策もしっかりすることと、前半のスピードをもう少し上げて後半の貯金にしたい。
最後に、昨年同様、昼夜問わず、どこのスタッフの方も温かいおもてなしをしてくださり、心から感謝いたします。ありがとうございました。
岡山がさらに好きになりました。
西村節子

