「大会経験が自信につながりました。」中西 直樹

ちょうど1年ほど前、職場復帰を兼ねて岡山県の職場に転勤してきました。

以前から毎日5,000歩を目安に歩いており、職場でも朝や昼休みに散歩をするのが日課でした。

ある日、職場の女性(私の“師匠”)から、「会社対抗100日間ホコタッチ」という歩数を競うイベントに誘っていただきました。

毎日ある程度歩いていたこともあり、軽い気持ちで参加を決めました。

しかし、他社と競う形式に火がつき、「負けられない!」とどんどん歩数を伸ばすように。

最終日にはなんと7万歩を記録するまでになりました。

歩くことの楽しさを改めて実感し、師匠の勧めで「瀬戸内倉敷ツーデーマーチ」「吉備路全山縦走大会」と、徐々にステップアップ。

ついには「岡山100km歩行」にも勢いで申し込んでしまいました。人気のある大会で抽選と聞いていたので、まさか当たるとは思わず、当選通知を見た時は驚きました。

「本当に100kmも歩けるのか…?」という不安もありましたが、これまで歩いてきた40km・35kmの大会経験が自信につながりました。

さらに、「岡山100km歩行を楽しむ会」の練習会にも積極的に参加。赤鬼さんたちの丁寧な説明と実践的なアドバイス、実際のコースでの練習が非常に心強く、道具選びや心構えなど多くのことを学ばせていただきました。

赤鬼さんの「今の練習量なら完歩できるよ」という言葉で不安が和らぎ、当日が楽しみで仕方なくなりました。

当日は、SNSなどで知り合った方々とも実際にお会いでき、岡山という新しい土地で多くの繋がりが生まれたことにも感動しました。

「同じ目的を持った仲間」という存在は、本当に心強く感じました。

スタートしてからは、気候も穏やかでまるで遠足のよう。道中のエイドや交差点では多くの応援を受け、歩くモチベーションに繋がりました。

台湾から参加された方と一緒に歩く場面もあり、言葉が通じなくても心が通じ合う瞬間に感動しました。

夕方には涼しくなり歩きやすくなった一方、夜になると雨が降り始め、ヘッドライトのトラブルも発生しました。

しかし、予備のライトや近くのコンビニに助けられ、冷静に対応できたことが一つの自信にもなりました。

歩く途中では多くの方と会話を交わし、それぞれの参加理由や思いを共有しながら歩いたことも、大会ならではの貴重な体験でした。

睡魔に襲われるかと警戒していましたが、最後まで眠くなることもなく、コンビニでの軽食を楽しみながら歩き続けることができました。

雨宿りをしていた際、たまたまサポーターの方とお話しする機会もありました。

夜遅くまで応援してくださっていることに感謝を伝えると、「歩いてる皆さんの方が大変ですよ」と笑顔で返してくださったのが印象的でした。

皆さんのサポートがあったからこそ、安心して歩き続けることができました。

明け方には疲れを感じながらも、眠気に負けることなく、道中で出会った仲間と共に無事ゴールへ到達。

完歩、そして「感歩」という言葉の意味が少し分かった気がします。

100kmを歩き切れたことで、「自分にもできた」という大きな自信を得ることができました。

体力・気力の限界に挑んだ自分を少しだけ誇りに思います。

この経験は、自分一人では決して成し得なかったものです。

師匠をはじめ、誘ってくれた方々、支えてくださった赤鬼さん、サポーターの皆さん、主催者の皆様、そして一番側で支えてくれた相方に心から感謝しています。

岡山100km歩行は、歩くことの楽しさと、人と人との温かいつながりを教えてくれる、素晴らしい大会でした。

本当にありがとうございました。

そして、すべての挑戦者・サポーターの皆様、お疲れ様でした!

中西 直樹

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