「念願叶っての初参加」小谷和人

2年前より、晴れの国おかやま・24時間100キロ歩行に参加したくて念願叶っての初参加。

盛大に開会式が行われ、完歩ではなく感歩が目的と話されていて、「?」しか頭の中に残らず、サポーターによる左右からの花道を不安の中 10:00スタート。チャレンジャーは、皆ライバルと思い黙々と歩いた。

要所ポイント・各エイドでは、サポーターの皆さんからの激励を受け励みになり歩けました。
備前中学校を過ぎると、暗くなりはじめ前後の間隔も開き一人で歩行の時間も多くなり精神的に辛かったです。

苦しいと立ち止まり、後から近づいてくるヘッドライト‥「大丈夫ですか?」と声をかけて下さったチャレンジャーの声が励みになり足が動き出す。また、一人になり立ち止まり…このような弱い自分、夜の歩行になりました。
夜にも関わらず、エイドで炊き出しをいただけ感謝でした。

だんだんと夜の時間も終わり、空も白んできた残り7km地点でアクシデント発生!
右足小指から、プチンと弾ける感触が!!思わず「痛い」と叫んでしまった。シューズも、みるみるうちに滲んできて血か肉刺が潰れた水か判別できず。
怖くて足を確認することもできず、地獄歩行が始まりました。右足をかばっての歩きにより左足までダメージが‥。道案内のサポーターの方より「残り○kmです、頑張って」又、チャレンジャーの方より「もう少しですよ」と声をかけて下さり必死の形相で歩きました。

ゴールのゲートをくぐり、ゴールテープを切り、「やった!!完歩できた(^^)もう次の参加はないなぁ」と、思ったのが本音ですが、完歩証明書を表彰していただいた瞬間、感歩の意味が心にしみました。

家を送り出してくれた家族、サポーター・エイドの皆さん、同士であるチャレンジャーの方々 全ての方のお陰で歩き通せたことに感謝。手厚いエイドに感動したり、歩きながらの夜明けに感動!!ほんと、完歩までの約21時間 感謝・感動の連続でした。

完歩証明書を受け取った瞬間、次の大会も参加すると決意しました。楽しみながら歩けるよう、1年かけてトレーニングします。
感謝の気持ちを忘れることなく日々の生活を大切に過ごします。

小谷和人

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