「感謝が答えだと気付きました」田中克典

「100km歩行の先に何があるのか?はたまた何もないのか?」
その答えを人の体験では無く、自分自身で歩いて体験しようと思い今回の大会に参加しました。
結論から言えば、答えは「感謝」です。

歩いている途中からこの「感謝」が答えだと気付きました。
沿道の一般の人やスタッフの応援、休憩スポットでの差し入れや温かい声、道を間違えないように暑い中立って居てくれるスタッフなど全てを書く事は出来ませんが、裏方の人のおかげで自分が歩けている事に気付かされました。
自分が歩いてしんどいのは自分が選んだのだから当たり前で、それをサポートしてくれる善意の人たちのおかげで完歩する事ができました。

歩いていて感じたのは、ちょっとした道の間違えそうな所には必ず矢印のテープが貼ってあったり(テープにも細かくメッセージが書かれていた)、夜間で人が配置できない所には大きな看板を設置していたり、土手道で外灯がない所では道に沿って明かりを細かく設置していたり細かな気配りを感じました。
言葉で書けば当たり前の事かもしれませんが、それを体験してみると、ただ大会を成立させる(業務としてだけやっている)訳ではなく、歩く人の事をいろいろ考えて思いやりを持った大会運営の人達の熱を感じました。

今回の大会で裏方の人の大切さや重要度を学びました。主役は歩いている人かもしれませんが、主役が歩けるようにするためには、主役以上に時間と労力をかけているのだと思います。脚光を浴びる事はないかもしれませんが、裏方の人カッコいいです。
私も場所は違うかもしれませんが、裏方の仕事を頑張りたいです。
最後にこの大会に携わった一般の人含め全ての人「ありがとうございました!」

田中克典

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