「より、一層家族の縁が深まった」福田郁恵

長男を思う

チームで参加させていただきました。
メンバーは主人と、長男(高校1年)、私です。
長男は4人兄弟の1番上、なんだか構ってやれないうちに、高校生になりました。

家で居ても、携帯やらテレビやらゲームやらで、なかなか向き合って話すこともなくなりました。思春期の中2病を終え、兄弟の中でも少しだけこっち側に立つことが増えた長男。

まだまだ甘えたいだろうし、まだまだ目も離せないし、でも、下手に近づくとこじらせてしまうかもしれないし…。

そこで、今回の100キロウォークで、夫婦2人で長男だけに向き合う機会を作りました。下の兄弟達がいると日常ではなかなか難しい。

たくさん話しをしました。たくさん助けてもらいました。素直に良い奴だなと思いました。
いつまでも子供だと思っていた長男。
一人前の人間だなと思いました。
最後は長男が泣きながら、『ごめん。こんなに頑張ってるのに…リタイアさせてください…』
と言った。77キロの関門でした。
本当に良く頑張ったと、私も涙が溢れて止まりませんでした。

お金では買えないモノがあります。
お金には変えられないモノがあります。
見えないけど、見ないといけないモノもあります。
この、100キロウォークはそんなモノに出会えると思います。
より、一層家族の縁が深まった。
そう思えた1日でした。

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